[vol.4]福島からはじまる「働き方改革」- コトづくりを通して若者が集まる農業へ

イベント詳細

 今回は、震災以前から抱えている働き手問題に対して「コトづくり」で解決に挑戦する大野農園とねっかにスポットを当てます。

 石川町の大野氏は震災をきっかけにUターン。家業を引き継ぐと同時に農業法人化を進め、家業である果物栽培に加えて、加工品ブランドである「オラゲーノ」の立上げやアパレルメーカーとコラボした商品開発など新しい事業を展開。中でも特徴的なのが、年間2000人を惹きつける農園イベント。剪定後の枝拾いや受粉作業などをイベント化することで、人手不足の問題にアプローチしています。

 只見町の脇坂氏は、積雪3mの豪雪地帯で、地域資源である「米」を活かすために、米農家を中心に5名で2017年米焼酎「ねっか」を開発。福島県初となる「特産品しょうちゅう」免許を取得し、原料の米づくりからお酒づくりまで一貫して事業を行なっています。豪雪地帯特有の通年雇用の難しい只見の課題にアプローチすべく雇用創出に挑戦しています。

福島県では、震災後、避難地域の営農休止や風評被害による販売単価の下落の影響で農業産出額が約79%に減少。販売単価は風評被害による下落から完全に回復していませんが、8年にわたる取り組みによって農業産出額は震災以前の90%まで回復しました。

 さらなる回復に向けて、農業全体が抱えている担い手不足・高齢化の課題に対してどのように取り組んでいくか、福島県の2社の事例を元に考えます。


開催日時/場所

【日時】2019年6月27日(木)19:00~21:00(18:30開場)

【場所】アーツ千代田3331 

  (東京都千代田区外神田6丁目11-14 )

【参加費】無料

  ※試食(ジャムサンドコッペパン)・試飲(米焼酎ねっか)ありの予定

【関連地域】福島県石川町・只見町

 

[こんな方におすすめ!]
・農業や六次化に興味のある方
・地域資源の活用した新事業創出に興味のある方
・東北との新しいかかわり方に関心のある方
・その他、本イベントに関心のある方  等


タイムテーブル / 登壇者

※写真はイメージです

■ プログラム(予定)

19:00-19:05 開会メッセージ/趣旨説明

19:05-19:25 インプットトーク(大野農園株式会社 大野氏)

       「イベントによる担い手不足の解決への挑戦(仮)」

19:25-19:55 インプットトーク(合同会社ねっか 脇坂氏)

       「酒造りを通じた豪雪地帯の雇用問題への挑戦(仮)」

19:55-20:35 テーブルダイアログ

       「農業の担い手の未来を考える。農業への多様な関わりを探す(仮)」

20:35-20:45 登壇者コメント

20:45-20:50 Fw:東北活動紹介

20:50-20:55 閉会メッセージ/集合写真撮影

20:55-21:00 交流タイム

 

 

 

登壇者

〇大野 栄峰(大野農園株式会社 代表取締役)

1983年6月4日生まれ。石川郡石川町出身。仙台市内の大学に進学し、18歳でモデルを始め、23歳で上京し芸能活動を行う。東日本大震災の1年後に、家業の農業を継ぐと共に「大野農園株式会社」を設立。農業だけにとどまらず、農園を開放したイベントなどの企画を通じて、新しい取り組みを行う。

 

〇脇坂 斉弘(合同会社ねっか 代表社員)

福島県内にある日本酒蔵の元・蔵人。その酒蔵に酒米を卸していた米農家たちと5人で2016年7月に合同会社「ねっか」を設立。メンバーは月1回「ニッカの会」を開くほどウイスキー好き。「いつか地域でウイスキーを造ろう」「地域のお米をブランド化したい」というメンバーたちの強い思いを受けて、ウイスキーと同じ蒸留酒の米焼酎造りをスタート。建築現場監督、日本酒蔵人という経歴と人柄、そして“アツイ”メンバーたちによって、日本一小さな蒸留所は地域を牽引する存在に。米焼酎を起点とした地域の仕事づくり、特産品づくり、風景づくりも目指している。