イベント一覧


[vol.8]災害の復興から生まれるコミュニティデザインとは 〜住民主体の『みんなの居場所』づくり・住み慣れた地域で暮らすには〜

 震災や水害など、災害に遭った地域では新しいコミュニティや共助の仕組みづくりが、あらゆる人々の手で進められています。宮城県仙台市内に立地するあすと長町では、東日本大震災の避難者が集まり、仮設住宅を経て災害公営住宅に暮らしてきた居住者の人々と、支援活動を行ってきた人々の手で、新しい自治運営やコミュニティづくりが進められてきました。

 災害公営住宅の住民以外の人たちともゆるやかなつながりを生むことで見えてきた、新しいコミュニティデザインとは、どのようなものなのでしょうか。あすと長町で実践を重ねてきた認定NPO法人つながりデザインセンターの新井信幸さん、宮本愛さんに、お話を伺います。

 他地域からは豪雨水害の被害を受けた岡山県倉敷市の真備地区から、小規模多機能ホームぶどうの家真備の津田由起子さんを招き、災害発生時に人びとが支え合う仕掛けづくりについて、取組を紹介いただきます。

 災害への対応力を持ったコミュニティを、地域内でいかに作り上げていくことができるのか。震災、水害に遭ったそれぞれの地域の取組から、参加者のみなさんの地域での行動に活かせるヒントを探してください。

2020年9月24日(木)オンラインで開催

 

【日時】2020年9月24日(木)19:00~21:00

【関連地域】宮城県、岡山県

【会場】オンライン開催

 ※インターネット会議サービス「Zoomウェビナー」にて

 ※接続先は、お申込みいただいた後、個別にご送付いたします。

 

【定員】50名

【参加費】無料

 



[vol.7]地域に根差す災害ボランティアの継続力 ~学生団体の活躍に学ぶ震災10年目へのバトン

  大規模災害からの復旧、復興には、災害ボランティアの活動が欠かせません。活動機会は被災直後の復旧支援、生活支援から、復興への道のりでの長期的な活動まで様々です。また、災害ボランティアにも多様な活動形態がありますが、地域に拠点を持ち、若い人たちが世代交代を繰り返しながら、その活動を長期的、広域的、かつ組織的に継続をすることを可能としているのが、地域の大学をベースにした学生団体です。

 

 今回のメインゲストには、学生団体、福島大学災害ボランティアセンターを迎えます。同団体は、100名を超えるメンバーが東日本大震災での避難所の運営や心の復興での経験を受け継ぎ、近年の台風被害も含め、災害に遭われた人や地域を支える活動を拡げています。震災からあと半年で10年を迎える今、参加する学生たちの関心や活動の原動力はどのように変化し、継続しているのでしょうか。

 

 他地域からは、南海地震のリスクに高い危機意識を持っている高知県で、子どもたちや高齢者を対象に、防災教育の活動を展開している学生団体の高知大学防災すけっと隊をゲストに迎えます。防災への理解を深めるために独自のコンテンツを生み出し、その活動を継続させる努力を続けています。

 

 大規模災害の経験からノウハウを貯めてきた福島と、防災教育で事前の備えを訴えてきた高知。それぞれの学生団体の取組を共有し合うことで、過去の災害復興からこの先のリスクへの向き合い方までを一連の知見や経験としていかに蓄積、実践していくべきか、議論をしていきます。

2020年9月17日(木)オンラインで開催

 

【日時】2020年9月17日(木)19:00~21:00

【関連地域】福島県、高知県

【会場】オンライン開催

 ※インターネット会議サービス「Zoomウェビナー」にて

 ※接続先は、お申込みいただいた後、個別にご送付いたします。

 

【定員】50名

【参加費】無料

 



[Vol.6] 森づくりは人づくり 〜なぜ漁師が山に樹を植え続けるのか?~

 30年以上も山に樹を植え続ける漁師の話をご存知でしょうか?

三陸リアス海岸のほぼ中央に位置する気仙沼湾。古くから近海、遠洋漁業の基地として栄えた気仙沼ですが、1960年代から大量の赤潮が発生、湾内の環境が悪化しました。生活排水の川への流入や森の荒廃が湾を汚染していたのです。こうした状況に立ち上がったのが舞根地区の牡蠣漁師・畠山重篤氏でした。重篤氏は「森は海の恋人」という標語の元、1989年より地元の漁師仲間達と気仙沼湾に注ぐ大川上流の森で植樹活動を始めます。翌年からは環境教育を主軸とした体験学習も開始、これまでに1万人以上の児童生徒達が舞根を訪れました。2009年には同運動をNPO法人化、より積極的に社会のニーズに応える体制を整えた矢先の2011年、東日本大震災により、舞根の海や生物も甚大な被害に見舞われます。

 今回ご登壇頂くのは、重篤氏の三男で、漁師でもあり同法人の副理事長を務める畠山信(まこと)氏です。「森は海の恋人」の拠点である舞根地区は、防潮堤の建設が例外的に見送られただけでなく、「元に戻す」のが原則の災害復旧事業で、生態系を守るために従前の河川護岸を撤去するという国内初の事例となりました。津波の中でかろうじて一命を取り留めた経験をお持ちの同氏に、震災直後から海や生物が力強く再生を果たす過程を目にしながら、時に大規模な土木工事が伴う復旧・復興と環境保全を両立させるため、試行錯誤し続けたこれまでの歩みをお聞きします。

 また、トークセッションのお相手には、長野県上水郡信濃町からアファンの森財団事務局長・大澤渉氏にご登壇頂きます。畠山氏と大澤氏は、共に故C.W.ニコル氏の薫陶を受け、東日本大震災の復興過程でも活動を共にして来ました。地域住民の合意形成や行政との折衝、研究者との環境アセスメントや先行事例調査など、内外の様々な関連団体・企業等との協働によって進む舞根地区の再生のプロセスから、危機や有事に求められる多角連携や人づくり・関係値づくりのあり方を一緒に考えてみませんか。

2020年9月10日(木)オンラインで開催

 

【日時】2020年9月10日(木)19:00~21:00

【関連地域】宮城県気仙沼市、長野県上水郡信濃町

【会場】オンライン開催

 ※インターネット会議サービス「Zoomウェビナー」にて

 ※接続先は、お申込みいただいた後、個別にご送付いたします。

 

【定員】50名

【参加費】無料

 



[Vol.5] 東日本大震災を伝える「みちのく震録伝」〜日本の未来に伝えたいあなたの記憶は?~

 東北大学災害科学国際研究所が手がける「みちのく震録伝」は、東日本大震災に関するさまざまな記憶、記録、事例、知見を集め、様々な地域や未来に伝える取組です。あらゆる人や地域が体験してきたこと、起こったことについて、映像、画像、文字、音声の情報として集め、復興支援やこの先の防災、震災の伝承などに活かしています。

 時代が進むにつれ、直接の体験をもたない世代も増えていく中、何を守り、語り継ぎ、次の時代につなげるべきか。記録を残し、伝えるためには、私たちひとりひとりが、その活かし方を考えていくことも求められます。今回はゲストに災害科学国際研究所の柴山明寛准教授を迎え、「みちのく震録伝」のこれまでの活動や今後の展望を伺います。

 また、連携地域として、東海地震への備えが長らく語られる静岡県から静岡県建設技術企画課の杉本直也氏と民間のネットワークYDN(やんちゃな土木ネットワーク)の大矢洋平氏のお二人を招き、彼らが手がけている建物や街並み、地形を、まちの記憶として記録するユニークな取り組みを、実例を交えてわかりやすく紹介いただきます。

 災害とまちの記録を残し、活かすための積み重ねを、どのように東北の未来へ、そして連携できる他地域へ活かしていくことができるのか。3人のゲストと考えます。

2020年8月27日(木)オンラインで開催

 

【日時】2020年8月27日(木)19:00~21:00

【関連地域】東北広域、静岡県

【会場】オンライン開催

 ※インターネット会議サービス「Zoomウェビナー」にて

 ※接続先は、お申込みいただいた後、個別にご送付いたします。

 

【定員】50名

【参加費】無料

 



[Vol.4] 伝統と革新で東北夏祭りを新しい未来に繋ぐ職人魂

明治16年の創業以来、仙台の街と共にあり、長年七夕まつりを支えて来た鳴海屋紙商事株式会社。鳴海幸一郎氏は29歳で家業を継いでから、2009年に事業存続のためのM&A、2011年に東日本大震災、そして、今般のコロナ禍と多くの試練に直面して来ました。その都度、湧き上がるのは藩政時代から続く伝統を必ず次世代に繋ぐ、という職人魂です。

 2011年、東日本大震災で甚大な被害に見舞われた際にも、仙台市内の小中学校・特別支援学校計185校、約8万8千人の児童生徒が一人一羽の折鶴を織り、繋いだ「鶴の吹き流し」は、仙台市民の復興への祈りと希望の象徴となりました。同社では、児童生徒達の想いと祈りを無駄にしないため、この吹き流しを再生紙『仙臺七夕祈織』として蘇らせました。背景にあるのは、先人達が仙台七夕の七つ飾りに秘めた思いを次世代に継承し、震災を絶対に風化させないという強い意志です。その経験が今、コロナ禍による戦後初めての仙台七夕まつりの中止という逆境からの反転攻勢を支えています。鳴海氏には、伝統を背負う立場から、次世代に繋ぐ上での革新の重要性、革新のために基礎を学ぶ事の大切さ等をお話頂きます。

 トークセッションでは、同じく今年の開催が中止となった弘前ねぷた祭りから、弘前ねぷた参加団体協議会・中川俊一事務局長をお招きします。幼少期からねぷた祭りに深く関わり、実務から学術研究まで様々な角度から地域文化の継承と後進の育成に取り組んでおられる中川氏の最新の取組も紹介頂きながら、次世代と共に創っていく「未来の伝統文化」について、お二人と一緒に考えてみませんか。

2020年8月6日(木)オンラインで開催

 

【日時】2020年8月6日(木)19:00~21:00

【関連地域】宮城県仙台市、青森県弘前市

【会場】オンライン開催

 ※インターネット会議サービス「Zoomウェビナー」にて

 ※接続先は、お申込みいただいた後、個別にご送付いたします。

 

【定員】50名

【参加費】無料

 



[Vol.3] 森林(もり)から描くローカルイノベーション ~地場産業の進化と地域再興

 岩手県岩泉町では広葉樹を含む豊富な木材資源と多様な森林資源の価値最大化を目指し、町内の関連事業者との連携により、地域木材を流通させる仕組みづくりを担う株式会社岩泉フォレストマーケティングが、3年前に設立されました。この活動に関わるべく復興支援員として関東から岩泉に移住をした松永充信氏は、地場産業である林業の分野から、社会への責任と持続可能な森づくりとの両立も目指し、森林コンダクターとして東京五輪の卓球台の木材提供にも関わったほか、他地域、他分野との連携によりユニークな製品開発にも取り組んでいます。

 

 震災を乗り越えた先に、近年の台風でさらに甚大な被害を受けた岩泉町から、地場産業を起点としてどのような未来が描けるのか。トークセッションのお相手に、滋賀県東近江市箕川町から、ソフトウェア開発技術者としての経験も持ち、全国の森林資源の活用でユニークなプロダクトを生み出し、世界を目指しているベンチャー企業、クミノ工房の井上慎也氏を迎え、参考事例を伺います。

 

 松永氏や井上氏の挑戦から、再び隆盛を目指す地場産業が、地域経済の活性化を担い、新たな発展を遂げた先に見える可能性を、参加者のみなさんと考えます。

2020年7月29日(水)オンラインで開催

 

【日時】2020年7月29日(水)19:00~21:00

【関連地域】岩手県岩泉町、滋賀県東近江市箕川町

【会場】オンライン開催

 ※インターネット会議サービス「Zoomウェビナー」にて

 ※接続先は、お申込みいただいた後、個別にご送付いたします。

 

【定員】50名

【参加費】無料

 



[Vol.2] IT人材育成で切り拓く地域の新しい未来の作り方

 地域で1,000人のITエンジニアの育成を掲げ、人材育成を手掛ける宮城県石巻市の一般社団法人イトナブ石巻は、東日本大震災をきっかけに立ち上がり、石巻でITの仕事ができる環境づくりを進めています。全国から腕利きのエンジニアが集まるアプリ開発イベント「石巻ハッカソン」や、海外からのインターン受け入れなど、石巻へ新たな人の流れを生みながら、地域の若者へ刺激を与え、視野を広げながらITの技術を学べる場が生まれました。

 

 地域で新しい仕事を創ると同時にその担い手をも育てることの難しさに対して、イトナブ石巻はどのように種を蒔いてきたのか。そして、地域の未来はどのような変化をもたらすのか。自らがITの仕事を求めて地元を離れた経験を持つ、イトナブ石巻の古山隆幸代表から、展望と課題を伺います。

2020年7月16日(木)オンラインで開催

 

【日時】2020年7月16日(木)19:00~21:00

【関連地域】宮城県石巻市、長崎県南島原市

【会場】オンライン開催

 ※インターネット会議サービス「Zoomウェビナー」にて

 ※接続先は、お申込みいただいた後、個別にご送付いたします。

 

【定員】50名

【参加費】無料

 



[Vol.1] 社会の危機から考える子どもたちの新しい学びの場とコミュニティ

いま、子どもたちの居場所や学びの場のあり方が大きく問い直されています。災厄(自然災害や新型コロナウイルス感染症)を含め、あらゆる生活環境の変化がもたらす子どもたちの心の負担を受け止める場として、家庭でも学校でもない第3の居場所、サードプレイスが日常的に存在することが求められます。

 

では、そのような場のデザインは、だれがどう考え、実践をしていくべきでしょうか。東日本大震災の震災復興の中で社会の在り方を教育の分野から問い直し、福島県でフリースクールや子ども食堂を立ち上げてきたNPO法人寺子屋方丈舎(福島県会津若松市)の取り組みを知り、その先の展望を共に思い描くとともに、食を通じて孤立を解消するコミュニケーションの場づくりを行っているシェアキッチン「ちょいみせキッチン」(岐阜県大垣市)の実践や研究を知ることで、子どもたちが幸せに生きる場づくりの輪を広げる機会とします。

2020年6月25日(木)オンラインで開催

 

【日時】2020年6月25日(木)19:00~21:00

【関連地域】福島県会津若松市、岐阜県大垣市

【会場】オンライン開催

 ※インターネット会議サービス「Zoomウェビナー」にて

 ※接続先は、お申込みいただいた後、個別にご送付いたします。

 

【定員】50名

【参加費】無料