東北大学災害科学国際研究所が手がける「みちのく震録伝」は、東日本大震災に関するさまざまな記憶、記録、事例、知見を集め、様々な地域や未来に伝える取組です。あらゆる人や地域が体験してきたこと、起こったことについて、映像、画像、文字、音声の情報として集め、復興支援やこの先の防災、震災の伝承などに活かしています。
時代が進むにつれ、直接の体験をもたない世代も増えていく中、何を守り、語り継ぎ、次の時代につなげるべきか。記録を残し、伝えるためには、私たちひとりひとりが、その活かし方を考えていくことも求められます。今回はゲストに災害科学国際研究所の柴山明寛准教授を迎え、「みちのく震録伝」のこれまでの活動や今後の展望を伺います。
また、連携地域として、東海地震への備えが長らく語られる静岡県から静岡県建設技術企画課の杉本直也氏と民間のネットワークYDN(やんちゃな土木ネットワーク)の大矢洋平氏のお二人を招き、彼らが手がけている建物や街並み、地形を、まちの記憶として記録するユニークな取り組みを、実例を交えてわかりやすく紹介いただきます。
災害とまちの記録を残し、活かすための積み重ねを、どのように東北の未来へ、そして連携できる他地域へ活かしていくことができるのか。3人のゲストと考えます。
【主催】復興庁
【関連地域】東北広域、静岡県
【日時】令和2年8月27日(木) 19:00-21:00
【会場】オンライン開催
※インターネット会議サービス「Zoomウェビナー」に接続
※ 接続先は、お申込みいただいた後、個別にご送付いたします。
【定員】50名
【参加対象者】
・災害の記録やまちの記憶を残し、伝える活動に関心のある方
・地域に残る伝承を守り、拡げていく活動に関心のある方
・地域情報のアーカイブやデジタル化に関心のある方
・防災や減災につながる活動・過去の災害の記録からの学びに関心のある方
・その他、本イベントに関心のある方 等
満員御礼 応募を締め切りました
18:30-19:00 開場(参加者接続)
19:00-19:15 開会/趣旨説明/参加者意識調査/アイデア募集
19:15-19:35 柴山氏:登壇者インプットトーク①
19:35-20:00 杉本氏・大矢氏:登壇者インプットトーク②
20:00-20:20 ファシリテーター、登壇者様によるパネルディスカッションなど
20:20-20:25 参加者によるアンケート記入/Fw:東北活動紹介
20:25-20:30 復興庁あいさつ/閉会
20:30-21:00 オンライン上での交流タイム(ディスカッションの延長戦)
登壇者プロフィール
■柴山明寛氏(災害科学国際研究所 情報管理・社会連携部門 災害アーカイブ研究分野 准教授)
■杉本直也氏(静岡県交通基盤部建設支援局 建設技術企画課 建設イノベーション推進班 班長)
■大矢洋平氏(株式会社正治組 土木部 部長/YDN(やんちゃな土木ネットワーク)代表)