Fw:東北 Fan Meeting 特別編(福島県) ふくしまキャリア探求ゼミ~自分らしいキャリアデザインを考えよう~

 今回は特別編として東京から会場を移し、福島県内の高校生・大学生を主な対象として福島県福島市でイベントを開催しました。将来の進路を考えるとき「何をするか」だけでなく、「どこで働くか」も重要な判断のポイントとなります。そこで、今回のイベントは『ふくしまキャリア探求ゼミ~自分らしいキャリアデザインを考えよう~』と題し、福島県内でさまざまな職種で働く人々のこれまでのキャリア、現在の仕事内容、仕事に対する考えを聞き、自分自身の将来を考える場となるよう企画しました。


 集まった参加者の学生は30名。まずは話をしていただく登壇者の紹介に耳を傾けます。登壇者には金融、酪農、ものづくり、ビジネス創出、弁護士やパティシエといったさまざまな分野で働く7名の人々を招き、ファシリテーターより仕事の内容や福島県で働く理由などを紹介しました。

 

 


 次に、登壇者1名を参加者3~6名が囲む車座形式のトークに移行しました。トークは2セッション実施のため、学生は7名の登壇者の中から、紹介で興味を持ちさらに話を聞きたい2名を選び、その登壇者のテーブルに着きました。まずは各テーブルで登壇者が、事前に用意した「これまでのわたし・これからのわたし」のワークシートを使って、仕事にまつわる事柄を中心に今までのターニングポイントを説明。今の仕事に就くまでの話、進路を決めたときのこと、振り返ってどう思っているかなどを話し、途中でキャリアチェンジしたことなども学生の関心を引いていました。


 車座トークのあとは、参加者がそれぞれ将来について考える個人ワークを実施。具体的な将来就きたい仕事や夢のほか、「やりたいことはまだ分からないが、見聞を広げたり、いろいろな人に会ったりしたい」「まずはやりたいことにチャレンジしてみる。やってみて続けるか、新しいことにチャレンジし直すか決めたい」「東京で学んで、働いて経験を積んでから、地元に戻りたい」といった仕事との向き合い方等の言及も多く、多くの刺激を受けた様子が見受けられました。


 最後に登壇者の1人である株式会社東邦銀行の石川さんは、「私自身、福島が大好きで、福島の未来がより明るくなるようにと思って日々活動しています。それには、皆さんの若い力が必要です。今日得たことをベースに、これからも学んでいってほしいと思います」と話し、他の登壇者からも「今、やりたいことがないと焦らなくてもよい」というメッセージのほか、「自分のことを振り返ることによって、自分自身も気づきがあった」という感想も聞かれました。

 

 

 今回のイベントでは、高校生から社会人まで幅広い年代の参加者・登壇者の方々が相互に意見を交わすことで、それぞれの進学やキャリアデザインのイメージをつかむだけでなく、ともに作り上げる福島の未来についても思いを馳せることができ、笑顔で会場を後にする様子が印象的でした。


テキスト:泉友果子